saku_readyの雑記

日記とか思ったことを書くよ。

大切なことは漫画が教えてくれた

皆さん、こんにちは。SAKUと申します。

 

唐突ですが、皆さんは漫画は好きでしょうか?

漫画。もう世界に誇れる日本の文化といっても過言ではないでしょう。

手塚治虫石ノ森章太郎荒木飛呂彦…名作を生み出してきたクリエイターの名前は、ここでは上げきれないほどでしょう。日本の漫画が初めて生まれてからどれほどの年月が経っているのか、定かではありませんが、一説によると江戸時代前期には絵と文章が描かれた、漫画の前身のようなものがあったとのことです。その歴史の中で、現代にも連綿とつながるクリエイター達がいるわけです。

 

私が最近でオススメする漫画は何でしょうね…。ちょっと前ですが、「バイオーグトリニティ」という漫画がとてもオススメです。

原作:舞城王太郎さん、漫画:大暮維人さんという最強タッグな時点でかなり良作であろうことは想像できるのですが、この漫画はそこを超えてきます。

 

あらすじですが、「バイオーグトリニティ」の世界では、人間が何かと合体し、バイオーグになる事が出来るんですね。

この合体するものというのは多種多様で、本当に様々なものと合体することが出来ます。登場人物の中には、ウツボカズラであったり、猫や、バイクといった生物、非生物に関わらないバイオーグが出てきます。しかし、この世界の法律で唯一決められている事として、人間と合体してはいけないというものがあります。これは、人間は通常手に空いた穴から者を吸収して合体するんですが、この穴は両手で二つなんですね。ところが、人間を吸収すると、穴も増えるので、際限なく吸収していくことが出来てしまうんです。これによって、大量に人間を吸収したバイオーグが大事件を起こしたので、法律として決まっている訳ですね。

 

しかし、こんな舞台装置が出てきたらもう…。分かりますよね。

そう、主人公が人間を吸い込んでしまうんです。しかも、同じ女の子が好きな親友を吸い込んでしまいます。一応、吸い込んだ人間とは意思疎通が出来るので、コミカルなシーンもあり、時には喧嘩もしますし、主人公がヒロインといい感じになって、主人公の中の親友がモヤモヤする…このような王道のシーンもあります。

 

と、まあここまで紹介してきましたが、この物語の終着点は全く想像つかないところへ着地しました。これに関してはもう読んでくれとしか言いようがないので読んでください。絶対後悔はしないと思います。

 

はい。ここまでは僕の好きな漫画の話。真面目な話かと思いました?残念でしたね。僕は好きな事に関してしか真面目な話が出来ません。それ以外の人生は嘘と夢しか話さないんです。助けてください。

 

ここからはもうふざけた話しか出てきませんよ。心して読んでください。

僕が小学生の頃、クラスで結構明るかったN君は漫画が大好きでした。

その時はやっていた漫画と言えば、やはりワンピースでしょう。皆「ゴムゴムの~」と言って遊んだりしましたね。思えば無邪気な小学生時代でしたね。

そんなワンピース大流行時代、ゴムゴムの宿題が飛び交っていた時、僕の愛読書は「ジョジョの奇妙な冒険」や、「HUNTER×HUNTER」などでした。僕はジャンプ買ってなかったので、家にあった親父の蔵書を読み漁っていたんです。

 

当時にしてもジョジョは古いですし、H×Hも休載していたので、まあ周り話が合わない。当然ですよね、周りは「〇〇の実ってあったらつよそうじゃない~?」とかで盛り上がっている中、僕は「え?ストーンオーシャンプッチ神父DIOが話して結果出てたやつじゃん」って思ってましたからね。そんな中、N君は家が床屋だったので、古い漫画をいっぱい読んでいました。床屋になぜかいっぱいある古い漫画、なんなんでしょうね。なぜアップデートしないんだ。場末の床屋、蔵書ゴルゴ13だけで乗り切れる思ってがちというあるあるを発見しました。

 

話はN君に戻りますが、N君の家は昔のジャンプがいっぱいあったんですね。そこでN君はジョジョやH×Hの知識もあったので、僕とN君はそれらの話で盛り上がることが出来ました。そこで、周りがルフィごっこで遊んでいた中、僕とN君は水見式で自分の念のタイプを測定していました。N君は変化形だった。あとで分かったことだが、N君の指が純粋にしょっぱかっただけだった。

 

そんなN君だが、中学校では離れ離れになってしまい、今では親交はない。だが、それでもいいと思っている。というのも、あることがきっかけで仲たがいしてしまったからだ。

 

N君は明るくてクラスの中でも人気があるほうだったが、一つだけ欠点があり、それはデリカシーがないという部分だ。

女子に暴言を吐く、他人のテストの点数を言いふらすなど、小学生だから許されているような言動を繰り返していたわけです。

僕はそこは気にしてはいなかったんですが、ある時授業中にN君が鼻をほじっているのを見つけてしまいました。普通に汚いんですが、僕としてはそれも許していました。ティッシュで拭けばいいしね。鼻かむだけじゃ取れないやるとかありますし。

授業終わり、僕はN君に近づき、「さっき鼻ほじってたでしょ」と言いました。普通ならここで恥ずかしそうに言い返すなり、黙っててくれ的なことを言うでしょう。

N君は違いました。ここで思い出してください。そう、N君は変化形なのです。

 

突然追い詰められたN君がとった行動…!それはある技を繰り出す事…!その技名を言いながらN君は僕に鼻くそを擦り付けてきました。

そう、「伸縮自在の愛(バンジーガム)」と言いながら…!

僕はあまりに非人道的なその行動に、普通に縁を切りました。鼻くそなすってくる奴とか余りにも嫌だから。

 

嫌なことがあったら逃げてもいいんです。でも、逃げて逃げて、逃げた先に何か戦わないといけなくなった時、いつかは、勇気を持って戦わなきゃいけないんです。

 

「いつかって今さ!」

 

そう叫びながら。

 

ベギラマ